アメリカに来てのとりあえずのネット環境のまとめ

今はアパートででフォールトになっているケーブルテレビ(Atlantic Broadband)と契約して,そこの最高スピードプラン(といっても12MBだが)を契約して快適にネットしているが,契約ごとには手間がかかるもので,それまでどうやってネット環境を手に入れるかの試行錯誤をまとめたい.

ちなみにケーブルテレビの実行速度を測ってみたら,下りで11MBは出ていたので,ADSLなんかよりは安定しているのかもしれない.アメリカで10MB以上が出る世帯は6%ぐらいらしいので,運がいいみたいだ.


こちらに来てすぐは,DoCoMoのimodeで通信料金のことはとりあえず忘れて検索などはできる.レストランの電話番号探しぐらいなら何とかなった.

もう一つiPassという,WiFiで一ヶ月間通信し放題というソフトを持ってきていたのだけれど(正確にはロードウォーリア―という製品を購入),これはいらなかった.

アメリカでは空港やカフェなどのWiFiが充実していて,それ自体はよいのだけれど,そもそもそういう場所では日本と違って誰でも無料で使えたりすることが多かったりする.それに,自宅で一番ネットを使いたい時間帯(深夜とか)にわざわざカフェまで出かけるのは(特に車を持っていない場合)なるべく避けたいので.

もっとこのソフト自身はWiFiだけではなくてダイアルアップも無料で使えるようなので,モデムで接続するということにすれば,悪くはないのかもしれませんが,今回は試していない.

というわけで,自宅ネットに困っていたのだけれど,たまたま入った電気屋さん(Best Buy)で,プリペイドの携帯データ通信USBを発見.
VirginMobileのMobile2Goというサービス.携帯データ通信USBは他者からも出ているけれど,プリペイドで契約がいらないのはここだけの模様.
といっても,はまりポイントがあって,オンラインで例えば10$分で10日間100MBまで,だとかのプランを購入するのだが,その際にアメリカの銀行に紐付いたカードが必要になる.
外箱とかにはなんにも書いていなかったのだけれど.

これはだめかと諦めかけたのだけれど,そのカードは別にクレジットカードではなくてデビットカードでもよかったみたい.
アメリカではクレジットカードはソーシャルセキュリティーナンバー(SSN)がないと作ってもらえないけれど,口座はSSNがなくても開けるし,デビットカードは口座を作れば同時に作ってくれるので.

というわけで,なんとか自宅で使えるとりあえずのネットワーク環境を手に入れました.
VirginMobileは他の通信会社のネットワークを借りているのだったかな?とにかく接続状況は良好で,スピードもテキスト主体に使う分には不満なし(というか,通信データ量を購入しているので,ストリーミングなどをしていたらあっという間に10$分を使い切ってしまうと思われる).
Best Buyのバイトのお兄ちゃんに,「これって何MBくらいスピード出るの?」とか聞いたら,「とりあえず速いよ,3GSスピードさ」とか適当なノリでごまかされたのだが,携帯の3Gというのは結構速い模様(例えばAT&Tで8MBだそう).


ちなみにケーブルテレビは日本のクレジットカードで契約できた上に,オンラインで予約した二日後の指定時間に作業員がやってきて,ちゃきちゃき設定してくれました.日本のISPだと,ずいぶん待たされた記憶があったので,意外.

というわけで,結論としては住所が決まり次第プロバイダ契約をするのがいいっていうことかもしれません.